タイで初めてのシングルモルト「プラカーン」が日本上陸
微笑みの国タイから、本格的なシングルモルト3種類が登場。さまざまなスタイルとフードペアリングで、未知の味わいを体験しよう。 文:WMJ 東南アジアで建国以来の独立を守り、誇り高い歴史を歩んできたタイ王国。陽気で穏やかな国民性から「微笑みの国」と親しまれ、その豊かな食文化は世界中のグルメたちを魅了している。...
View Articleテキーラ育ちのメキシカンシングルモルト【前半/全2回】
豊穣なメキシコの大地で、シングルモルトウイスキーをつくり始めたテキーラメーカー。話題のコラレホ蒸溜所を訪ねる2回シリーズ。 文:ヤーコポ・マッツェオ アシエンダ・コラレホといえば、メキシコを代表する独立系テキーラメーカーのひとつだ。その生産拠点は、グアナフアト州の州都レオンから車で1時間半ほどの場所にある。...
View Articleテキーラ育ちのメキシカンシングルモルト【後半/全2回】
テキーラとラムの製造経験が、まったく新しい発想を可能にする。コラレホのシングルモルト「レイセカ」は、どんな新しい世界を見せてくれるのか。 文:ヤーコポ・マッツェオ コラレホのアプローチは、大きなムーブメントを引き起こしているクラフトウイスキーの姿勢にも呼応している。その具体的な要素のひとつが、酵母へのこだわりだ。蒸溜所では独自の酵母株を使用して麦汁を発酵させている。...
View Articleスペイサイドの1年を振り返る【第1回/全3回】
スコッチを代表する蒸溜所の過去1年間を振り返り、スペイサイドの現状を理解する3回シリーズ。注目ブランドの動きをアルファベット順でご紹介。 文:マーク・ジェニングス スコットランドの有名蒸溜所が密集するスペイサイドは、ウイスキー業界全体の成功と課題を映し出す鏡でもある。そしてこの業界にとって、過去1年は見通しの効かない変化の時期が続いた。...
View Articleスペイサイドの1年を振り返る【第2回/全3回】
スペイサイドの1年を振り返る第2弾。クライゲラヒ、グレンアラヒー、グレンリベット、グレンフィディックは、酒齢の高い限定ボトルが話題になった。 文:マーク・ジェニングス クライゲラヒ クライゲラヒ蒸溜所にとって、2024年は素晴らしい年となった。数々の主要な賞を獲得し、スピリット・オブ・スペイサイド・ウイスキー・フェスティバルでの存在感も高めている。...
View Articleスペイサイドの1年を振り返る【第3回/全3回】
スペイサイドの1年を振り返る第3弾。グレングラント、マッカラン、モートラック、ローズアイルも革新的なコレクションで話題を呼んだ。 文:マーク・ジェニングス グレングラント グレングラントにとって、ここ1年は目まぐるしい変化と投資が続いた時期となった。新しいマスターディスティラーを迎え、ビジター体験が一新され、長期熟成ウイスキーのリリースに引き続き重点が置かれている。...
View Articleティーリングの10周年を祝って【前半/全2回】
首都ダブリンでアイリッシュウイスキーを革新するティーリング蒸溜所。創業者の兄弟に、これまでの成果と将来へのビジョンをたずねる2回シリーズ。 文:マーク・ジェニングス...
View Articleティーリングの10周年を祝って【後半/全2回】
一族の名を記したウイスキーには、家族とアイリッシュの伝統に対する責任が宿る。世界に認められた品質で、ティーリングはすでに未来を歩んでいる。 文:マーク・ジェニングス ジャック・ティーリングとスティーブン・ティーリングの兄弟には、本当の革新精神があった。その精神こそが、これまでティーリングを成功に導いたといってもいい。...
View Articleグレンドロナックの魔法【前半/全2回】
シェリー樽熟成の味わいで、ウイスキーファンに愛されるグレンドロナック。そのフルーツ香の秘密に迫る2回シリーズ。 文:ライザ・ワイスタック グレンドロナックの駐車場に車を停めると、眼の前にはどこか懐かしい風景が広がっている。それはスコットランドのハイランド地方に滞在する人が、どこかで必ず目にするような風物詩の集合体だ。...
View Articleグレンドロナックの魔法【後半/全2回】
個性的な歴代オーナーが、ウイスキー市場の変遷を乗り越えてきた。シェリー樽熟成の芸術を極めるため、グレンドロナックは今でも進化を続けている。 文:ライザ・ワイスタック ブラウンフォーマンがグレンドロナックを買収したのは2016年のこと。同系列のベンリアックとグレングラッサも傘下に収めた。この3軒の蒸溜所はいずれもハイランド地方北部にあり、互いにおよそ60kmほど離れた三角形の位置にある。...
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